インフルエンザの季節性|第110回医師国家試験B25

第110回医師国家試験 B25(2016年)

正答:d

問題

あるウイルス性疾患の我が国における月別発生数の傾向を示す。

この疾患はどれか。

a.水痘

b.B型肝炎

c.デング熱

d.インフルエンザ

e.アデノウイルス感染症

1月を最多に冬季に発生が多く、夏季はほぼ発生しない月別発生数の棒グラフ。
月別発生数 / 出典:厚生労働省・第110回B問題(原本の該当ページ)

正答の理由

図は冬季に多く、特に1月を中心に流行し、夏季にほとんどみられない季節性を示す。わが国の季節性インフルエンザの流行パターンに合致する。

各選択肢の検討

a.誤り。水痘はこのような冬季への著しい集中を示す典型的な疾患ではない。

b.誤り。B型肝炎の発生は図のような毎年の冬季流行で説明できない。

c.誤り。デング熱は蚊が活動する夏から秋の発生が中心である。

d.正しい。国内の季節性インフルエンザは冬に流行し、1〜2月頃にピークを迎える。

e.誤り。アデノウイルス感染症には多様な病型があり、図の冬季集中パターンには合わない。

覚えるポイント

わが国の季節性インフルエンザは冬季に流行する。単年度の流行規模には年変動がある。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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