第110回医師国家試験 A19(2016年)
正答:a・e
問題
Helicobacter pylori除菌治療の適応となるのはどれか。2つ選べ。
a.胃潰瘍
b.胃GIST
c.3型胃癌
d.逆流性食道炎
e.胃MALTリンパ腫
正答の理由
胃潰瘍と胃MALTリンパ腫はH. pylori除菌治療の適応です。早期胃癌そのものではなく、内視鏡的切除後のH. pylori感染胃炎に対する除菌が適応となります。
各選択肢の検討
a.正しい。H. pylori陽性胃潰瘍は除菌適応です。
b.誤り。胃GISTはH. pylori除菌の適応疾患ではありません。
c.誤り。3型胃癌そのものは除菌適応疾患ではありません。
d.誤り。逆流性食道炎は除菌適応ではありません。
e.正しい。H. pylori陽性胃MALTリンパ腫では除菌を試みます。
覚えるポイント
胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃MALTリンパ腫などが除菌適応。早期胃癌では内視鏡切除後の適応として整理する。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第110回医師国家試験問題および正答
- 厚生労働省:第110回医師国家試験問題(A問題)
- 厚生労働省:第110回医師国家試験正答値表
- 日本ヘリコバクター学会:H. pylori感染の診断と治療のガイドライン2016改訂版Q&A
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。