後発白内障|第110回医師国家試験A9

第110回医師国家試験 A9(2016年)

正答:d

問題

白内障手術後、2年経過して術眼の霧視を訴える患者の細隙灯顕微鏡写真(徹照像)(別冊No.2)を別に示す。

認められるのはどれか。

a.角膜白斑

b.角膜後面沈着物

c.前房蓄膿

d.後発白内障

e.硝子体混濁

眼内レンズ後嚢に真珠状の混濁を認める細隙灯徹照像
別冊No.2(徹照像) / 出典:厚生労働省・第110回A問題(原本の該当ページ)

正答の理由

写真では眼内レンズ後方の後嚢に真珠状の混濁がみられ、白内障術後に残存水晶体上皮細胞が増殖して生じる後発白内障(後嚢混濁)に合致します。術後数年で霧視を来す経過も典型的です。

画像の見方

眼内レンズ後方の後嚢に沿って真珠状の混濁があり、後嚢混濁(後発白内障)に合致します。角膜・前房や硝子体の病変を示す像ではありません。

各選択肢の検討

a.誤り。角膜白斑ではなく、後嚢に混濁がみられます。

b.誤り。角膜後面沈着物を示す像ではありません。

c.誤り。前房蓄膿を認めません。

d.正しい。術後の後嚢混濁に一致します。

e.誤り。硝子体混濁ではありません。

覚えるポイント

白内障術後に再び霧視が出た場合、後嚢混濁を徹照・細隙灯で確認する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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