第110回医師国家試験 A8(2016年)
正答:e
問題
インスリン自己注射の指導について正しいのはどれか。
a.筋肉内注射を指示する。
b.注射後は皮膚をよくもむ。
c.注射用量はmg単位で指示する。
d.未開封の製剤は冷凍保存を指示する。
e.速効型インスリンは撹拌不要である。
正答の理由
インスリンは通常皮下投与し、用量は単位で指示します。速効型インスリン製剤は透明な溶液であり、懸濁製剤のような再懸濁操作を要しません。
各選択肢の検討
a.誤り。日常の自己注射は皮下投与で、筋注ではありません。
b.誤り。注射部位を強く揉む指導は適切ではありません。
c.誤り。用量はmgではなくインスリン単位で指示します。
d.誤り。インスリンを凍結保存してはいけません。
e.正しい。速効型は透明溶液で、再懸濁のための撹拌は不要です。
覚えるポイント
インスリンは通常皮下に単位で注射し、透明な速効型製剤は振り混ぜない。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第110回医師国家試験問題および正答
- 厚生労働省:第110回医師国家試験問題(A問題 p.13)
- 厚生労働省:第110回医師国家試験正答値表(A008)
- American Diabetes Association, “Insulin Administration,” injection technique
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。