大腸癌肝転移の肝切除|第110回医師国家試験A3

第110回医師国家試験 A3(2016年)

正答:e

問題

転移性肝癌において肝切除術により予後の改善が最も期待できるのはどれか。

a.乳癌

b.肺癌

c.胃癌

d.膵癌

e.大腸癌

正答の理由

切除可能な大腸癌肝転移では、肝切除を含む局所治療により長期生存や治癒を期待できる患者がいます。選択肢の他の癌種の肝転移では、一般に肝切除による予後改善の根拠は同程度に確立していません。

各選択肢の検討

a.誤り。乳癌肝転移切除の効果は大腸癌肝転移ほど確立していません。

b.誤り。肺癌肝転移は一般に全身病として治療し、本問の最適肢ではありません。

c.誤り。胃癌肝転移切除が最も予後改善を期待できる癌種ではありません。

d.誤り。膵癌肝転移は全身病としての性格が強く、切除効果は確立していません。

e.正しい。選択された切除可能例では肝切除で長期生存・治癒を目指せます。

覚えるポイント

切除可能な大腸癌肝転移では、全身病勢を評価したうえで肝切除を検討する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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