第109回医師国家試験 I39(2015年)
正答:a・e
問題
更年期障害に対するホルモン補充療法の禁忌はどれか。 2 つ選べ。
a.乳癌
b.うつ病
c.骨粗鬆症
d.脂質異常症
e.深部静脈血栓症
正答の理由
全身性ホルモン補充療法では乳癌と静脈血栓塞栓症の既往が重要な禁忌です。
各選択肢の検討
a.乳癌。乳癌の既往・活動性はエストロゲン依存性腫瘍への影響から全身性ホルモン補充療法の禁忌です。
b.うつ病。うつ病そのものは一般にホルモン補充療法の禁忌ではありません。
c.骨粗鬆症。骨粗鬆症は閉経後のエストロゲン低下と関連し、禁忌とはなりません。
d.脂質異常症。脂質異常症のみでホルモン補充療法が一律に禁忌となるわけではありません。
e.深部静脈血栓症。深部静脈血栓症の既往は血栓塞栓症リスクを増すため、全身性ホルモン補充療法の禁忌です。
覚えるポイント
全身性ホルモン補充療法では乳癌と静脈血栓塞栓症の既往が重要な禁忌です。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。