上腸間膜動脈閉塞症|第109回医師国家試験I37

第109回医師国家試験 I37(2015年)

正答:b・d

問題

37 上腸間膜動脈閉塞症の原因となるのはどれか。 2 つ選べ。

a.肝硬変

b.心房細動

c.慢性膵炎

d.動脈硬化症

e.習慣性便秘症

正答の理由

急性上腸間膜動脈閉塞は心房細動由来の塞栓と動脈硬化性血栓を考えます。

各選択肢の検討

a.肝硬変。肝硬変は門脈系の病態であり、上腸間膜動脈の塞栓・血栓による閉塞原因ではありません。

b.心房細動。心房細動では左房内血栓が形成され、動脈塞栓として上腸間膜動脈を閉塞し得ます。

c.慢性膵炎。慢性膵炎は上腸間膜動脈閉塞の代表的原因ではありません。

d.動脈硬化症。動脈硬化は上腸間膜動脈起始部の血栓性閉塞を来す重要な背景です。

e.習慣性便秘症。便秘は腸管通過障害や便塊の原因にはなりますが、動脈閉塞の原因ではありません。

覚えるポイント

急性上腸間膜動脈閉塞は心房細動由来の塞栓と動脈硬化性血栓を考えます。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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