乳房診察の体位|第109回医師国家試験H8

第109回医師国家試験 H8(2015年)

正答:b

問題

乳癌の診察で適切なのはどれか。

a.月経の直前に行う。

b.視診は座位と仰臥位とで行う。

c.乳房の触診は指先ではなく手掌で行う。

d.乳頭分泌の診察は乳房全体を圧迫する。

e.腋窩の診察は上肢を挙上させて行う。

正答の理由

乳房診察では座位で視診し、仰臥位でも視診・触診して乳房全体を系統的に調べる。触診には指腹を用い、腋窩リンパ節診察では患者の上肢を脱力させて腋窩を触れる。

各選択肢の検討

a.自己触診の時期は乳房の張りが少ない月経後が適し、月経直前ではない。

b.正しい。座位と仰臥位を用いて乳房の形態や皮膚所見を観察する。

c.触診では手指の指腹(指先の腹側)を用い、手掌全体で触れるのではない。

d.乳頭分泌は乳輪部を適切に圧迫して確認し、乳房全体を強く圧迫するものではない。

e.腋窩診察は上肢を挙上したままでは筋が緊張するため、上肢を支持して脱力させる。

覚えるポイント

乳房診察は座位と仰臥位を組み合わせ、視診と指腹による触診を行う。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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