第109回医師国家試験 G33(2015年)
正答:b・e
問題
33 精子形成のために Sertoli 細胞に直接作用するホルモンはどれか。 2 つ選べ。
a.ACTH〈副腎皮質刺激ホルモン〉
b.FSH〈卵胞刺激ホルモン〉
c.GnRH
d.LH〈黄体化ホルモン〉
e.テストステロン
正答の理由
FSHは精細管のSertoli細胞に直接作用し、テストステロンもSertoli細胞のアンドロゲン受容体を介して精子形成を支える。LHはLeydig細胞に作用してテストステロン産生を促す。
各選択肢の検討
a.誤り。ACTHは主に副腎皮質を刺激し、精巣Sertoli細胞へ直接作用して精子形成を促すホルモンではない。
b.正しい。FSHはSertoli細胞の受容体に作用し、精子形成を支える機能を促進する。
c.誤り。GnRHは下垂体前葉に作用してゴナドトロピン分泌を調節し、Sertoli細胞への直接作用ではない。
d.誤り。LHは主にLeydig細胞を刺激してテストステロン産生を促し、Sertoli細胞に直接作用する選択肢ではない。
e.正しい。テストステロンはSertoli細胞のアンドロゲン受容体を介して精子形成を支える。
覚えるポイント
精子形成ではFSHとテストステロンがSertoli細胞に作用し、LHはLeydig細胞を刺激する。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第109回医師国家試験問題および正答
- 第109回医師国家試験問題(G問題)
- 第109回医師国家試験正答値表
- Endocrinology of the Testis and Spermatogenesis
- Endocrinology of the Male Reproductive System and Spermatogenesis|Endotext
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。