尿沈渣の顕微鏡倍率|第109回医師国家試験G23

第109回医師国家試験 G23(2015年)

正答:d

問題

23 尿沈査の検鏡時、血球成分の個数を計測する際の拡大倍率はどれか。

a.20 倍

b.40 倍

c.100 倍

d.400 倍

e.1,000 倍

正答の理由

尿沈渣では血球成分を高倍率で観察・計数し、通常は400倍(接眼10倍、対物40倍)を用いる。

各選択肢の検討

a.誤り。20倍は血球の個数を数える倍率として低すぎ、尿沈渣の定量的観察には用いない。

b.誤り。40倍は低倍率での全体観察に相当し、個々の血球を計数するには不十分である。

c.誤り。100倍では血球の形態・数を標準的な計数条件で評価しない。

d.正しい。血球成分は高倍率視野で観察し、標準的には総合倍率400倍で計数する。

e.誤り。1,000倍は油浸など細菌等の観察に用いることがある倍率で、尿沈渣の血球計数の標準倍率ではない。

覚えるポイント

尿沈渣で赤血球・白血球を数える倍率は400倍を基本とする。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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