死亡診断書の作成と死因記載|第109回医師国家試験G18

第109回医師国家試験 G18(2015年)

正答:e

問題

18 死亡診断書について正しいのはどれか。

a.病院が届け出る。

b.剖検所見は記載しない。

c.署名と押印とが必要である。

d.主治医以外は記載できない。

e.死因として老衰と記載できる。

正答の理由

老衰は、他に記載すべき死亡原因がなく、加齢に伴う衰弱を死因と医学的に判断できる場合に記載できる。死亡診断書は医師が作成し、剖検を行った場合は所見を死因の判断に反映する。

各選択肢の検討

a.誤り。死亡診断書を作成するのは医師であり、死亡届を市区町村へ提出する届出人は通常、遺族などである。

b.誤り。解剖を行った場合、その所見は死因の判断に用いられ、死亡診断書の記載にも反映される。

c.誤り。2015年当時も医師の署名または記名押印によって真正性を担保する扱いであり、署名と押印の両方が必須ではない。

d.誤り。主治医に限られず、死亡時の状況と診療経過を適切に把握し、死因を医学的に判断できる医師が作成する。

e.正しい。老衰は、加齢に伴う自然な衰弱が死亡の原因と判断され、他に適切な死因がない場合に記載できる。

覚えるポイント

老衰は除外診断的に判断し、死因を医学的に説明できる場合に記載する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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