第109回医師国家試験 E40(2015年)
正答:C
問題
50歳の女性。乳がん検診のマンモグラフィで乳癌を疑われ精査のため来院した。腫瘤は触知しない。検診のマンモグラム(別冊No.5)を別に示す。
次に行うのはどれか。
a.CT
b.PET/CT
c.超音波検査
d.経皮的針生検
e.マンモグラフィ再検

正答の理由
検診マンモグラフィに乳癌を疑う所見があり、腫瘤を触れない場合は、まず診断用画像検査で所見を評価する。超音波検査で病変を確認し、必要に応じて追加マンモグラフィ撮影や画像誘導下生検を行う。図版では乳房の局所的な腫瘤様陰影を確認する。
画像の見方
別冊No.5(E問題40)を確認。左右のマンモグラム像を含め、図番号を保持した。
各選択肢の検討
a.CT:誤り。検診で指摘された乳房病変の初期精査に用いる検査ではない。
b.PET/CT:誤り。病変の局所評価や組織診断に代わる検査ではない。
c.超音波検査:正しい。マンモグラフィ異常の局所評価に用い、病変の性状や生検の要否を判断する。
d.経皮的針生検:誤り。画像評価で標的病変を確認してから、必要に応じて画像誘導下に行う。
e.マンモグラフィ再検:誤り。追加撮影が必要となることはあるが、選択肢中では超音波による精査が適切である。
覚えるポイント
検診マンモグラフィで非触知の疑わしい病変を認めたら、まず画像で局所を精査する。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第109回医師国家試験問題および正答
- 第109回医師国家試験問題(E問題)
- 第109回医師国家試験正答値表
- European guidelines for quality assurance in breast cancer screening and diagnosis, Fourth edition
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。