経皮経肝胆囊ドレナージ|第109回医師国家試験E28

第109回医師国家試験 E28(2015年)

正答:b

問題

急性胆囊炎の診断で超音波ガイド下に経皮経肝胆囊ドレナージを行うこととなった。腹部超音波像(別冊No. 3)を別に示す。

穿刺経路として最も適切なのはどれか。

a.①

b.②

c.③

d.④

e.⑤

胆囊の超音波像に①〜⑤の穿刺位置を示す矢印が記載されている。
別冊No.3(E問題28) / 出典:厚生労働省・第109回E別冊(原本の該当ページ)

正答の理由

胆囊内へ安全に到達しやすく、胆汁漏出を抑えるため、肝実質を通過して胆囊へ入る経肝ルートを選びます。別冊No.3では②の矢印が肝実質を通る穿刺経路を示します。

画像の見方

厚生労働省別冊Eの物理7頁のNo.3(E28)を原本画像と切り出し後に確認。胆囊の黒い内腔、①〜⑤の位置・矢印、No.3/E28ラベルを保持した。

各選択肢の検討

a.誤り。①は胆囊の辺縁近くを狙う経路で、胆囊壁を支える肝実質を十分に通過しません。

b.正しい。②は肝実質を経て胆囊腔へ入る経肝穿刺で、胆汁漏出を抑え、カテーテルを安定させやすい経路です。

c.誤り。③は胆囊腔中央へ向かうものの、穿刺位置が経肝ルートとして適切ではありません。

d.誤り。④は胆囊の対側寄りを狙い、経肝穿刺の適切な入口とはなりません。

e.誤り。⑤は胆囊腔の右側を指し、肝実質を通過して胆囊へ進入するルートを示しません。

覚えるポイント

経皮経肝胆囊ドレナージでは肝実質を通って胆囊へ穿刺し、胆汁漏出を抑える。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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