第109回医師国家試験 E12(2015年)
正答:a
問題
呼吸運動に最も関与するのはどれか。
a.横隔膜
b.広背筋
c.前鋸筋
d.肋間筋
e.胸鎖乳突筋
正答の理由
正答はaです。安静時吸気では横隔膜が収縮して下降し、胸腔容積を増やす主要な吸気筋です。
各選択肢の検討
a.正しい。横隔膜の収縮・下降が安静時吸気の主な力となります。
b.誤り。広背筋は呼吸の主働筋ではなく、強制呼吸時にも主要な吸気筋とはなりません。
c.誤り。前鋸筋は肩甲骨を動かす筋で、安静時呼吸の主要な筋ではありません。
d.誤り。外肋間筋は吸気を補助しますが、呼吸運動に最も関与する主筋は横隔膜です。
e.誤り。胸鎖乳突筋は努力性吸気で補助筋として働きますが、安静時の主筋ではありません。
覚えるポイント
横隔膜。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第109回医師国家試験問題および正答
- 第109回医師国家試験問題(E問題)
- 第109回医師国家試験正答値表
- Best Practices Guidelines: Management of Chest Wall Injuries
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。