第109回医師国家試験 C3(2015年)
正答:b
問題
正しいのはどれか。
a.死産証書には父の氏名を記載する。
b.死亡診断書は死因統計の資料となる。
c.出生証明書は双生児の場合一枚に記載する。
d.死体検案書は診療継続中の患者に対して交付する。
e.診断書は自ら診察しないで交付することができる。
正答の理由
死亡診断書に記載された死因は人口動態統計の基礎となり、国の死因統計に用いられます。したがって b が正しいです。出生証明書は多胎児それぞれに作成し、死体検案書は生前診療中の傷病と関連しない死亡などで交付します。
各選択肢の検討
a.死産証書の記載事項は死産児の男女別と母の氏名などで、父の氏名は証書欄の記載事項ではありません。
b.正しい。死亡診断書・死体検案書の死因情報は人口動態統計の基礎資料です。
c.多胎分娩では出生した子の人数分の出生証明書を作成します。
d.死体検案書は生前に診療を受けていなかった場合や、診療中の傷病と異なる傷病で死亡した場合などに交付します。
e.医師法第20条は、自ら診察せずに診断書を交付することを禁じています。
覚えるポイント
死亡診断書等は死亡の医学的・法律的証明であると同時に、死因統計の基礎資料となる。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第109回医師国家試験問題および正答
- 厚生労働省:第109回医師国家試験C問題(問題冊子)
- 厚生労働省:第109回医師国家試験正答値表
- 厚生労働省:死亡診断書(死体検案書)について
- 厚生労働省:令和8年版死亡診断書(死体検案書)記入マニュアル
- 医師法(e-Gov法令検索)
- 厚生労働省:死産の届出に関する規程・第6条
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。