男子の思春期到来と骨端線閉鎖は女子より遅い|第109回医師国家試験B14

第109回医師国家試験 B14(2015年)

正答:aまたはc(いずれか1つ)

問題

14 思春期前後の男子において誤っているのはどれか。

a.女子より思春期到来が早い。

b.声変りの前に恥毛が発生する。

c.女子より骨端線の閉鎖が早い。

d.二次性徴は Tanner 分類で評価する。

e.二次性徴の開始時には精巣容積が増大する。

正答の理由

女子は一般に男子より先に思春期が始まり、成長スパートや骨成熟も先行します。そのため「男子の思春期到来が女子より早い」「骨端線閉鎖が女子より早い」はいずれも誤りで、公式にはaまたはcのどちらか一つを正答として許容しています。男子の思春期開始徴候は精巣容積の増大で、Tanner分類で二次性徴を評価します。

各選択肢の検討

a.許容正答の一つ。思春期開始は平均して女子の方が男子より早く、男子が先という記述は誤りです。

b.恥毛発生(副腎性アンドロゲンの影響)は声変りより先行し得るため正しい記述です。

c.許容正答の一つ。女子は男子より骨成熟が早く、骨端線閉鎖も先行するため、男子の方が早いという記述は誤りです。

d.正しい。二次性徴の段階はTanner分類で評価します。

e.正しい。男子の思春期開始の臨床徴候は精巣容積の増大で、通常4 mL以上が開始の目安です。

覚えるポイント

公式正答表はa・cを別列に示します。両者はいずれも誤記述として扱われ、同時選択を意味しません。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

第109回の一覧へ戻る

タイトルとURLをコピーしました