食道静脈瘤の内視鏡治療|第109回医師国家試験A18

第109回医師国家試験 A18(2015年)

正答:b・c

問題

上部消化管内視鏡像(別冊No.4)を別に示す。内視鏡治療として適切なのはどれか。2つ選べ。

a.拡張術

b.結紮術

c.硬化療法

d.高周波凝固

e.粘膜切除術

食道内腔に突出した蛇行する静脈瘤を認めます。
別冊No.4:上部消化管内視鏡像 / 出典:厚生労働省・第109回A別冊(原本の該当ページ)

正答の理由

画像は食道内腔へ突出する静脈瘤を示します。内視鏡治療には輪ゴムで縛る結紮術と硬化剤を注入する硬化療法があり、どちらも適切です。

画像の見方

食道内腔に突出した蛇行する静脈瘤を認めます。

各選択肢の検討

a.誤り。拡張術は狭窄に対する治療で、静脈瘤の処置ではありません。

b.正しい。内視鏡的静脈瘤結紮術は輪ゴムで静脈瘤を閉塞させます。

c.正しい。硬化療法は薬剤を注入して静脈瘤を血栓化・閉塞させます。

d.誤り。高周波凝固は主に出血点などの止血に用い、静脈瘤の標準的根治療法ではありません。

e.誤り。粘膜切除術は表在性腫瘍の切除法であり、食道静脈瘤には行いません。

覚えるポイント

画像は食道内腔へ突出する静脈瘤を示します。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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