Ramsay Hunt症候群の急性期症状|第108回医師国家試験I39

第108回医師国家試験 I39(2014年)

正答:b・c・d

問題

39 Ramsay Hunt 症候群の急性期の症候はどれか。**3つ選べ**。

a.複視

b.難聴

c.めまい

d.耳介疱疹

e.眼瞼下垂

正答の理由

Ramsay Hunt症候群は水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化による顔面神経膝神経節周辺の病変です。耳介の疱疹に加え、第VIII脳神経への波及で難聴やめまいを伴うことがあります。

各選択肢の検討

a.誤り。複視は眼球運動神経などの障害を示唆し、Ramsay Hunt症候群の代表的急性症候ではありません。

b.正しい。病変が内耳・前庭蝸牛神経に及ぶと、患側の聴力変化や難聴が起こり得ます。

c.正しい。前庭神経への波及により回転性めまいが生じることがあります。

d.正しい。耳介・外耳道などの有痛性水疱疹はRamsay Hunt症候群を示す代表所見です。

e.誤り。眼瞼下垂は動眼神経や交感神経系の障害を考える所見で、この症候群の典型症候ではありません。

覚えるポイント

耳介疱疹と顔面神経麻痺が基本で、第VIII脳神経障害による難聴・めまいも起こります。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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