褐色細胞腫の血圧管理|第108回医師国家試験I37

第108回医師国家試験 I37(2014年)

正答:a・c

問題

37 褐色細胞腫の血圧管理に用いるのはどれか。**2つ選べ**。

a.α遮断薬

b.ループ利尿薬

c.カルシウム拮抗薬

d.スピロノラクトン

e.サイアザイド系利尿薬

正答の理由

褐色細胞腫ではカテコールアミン過剰による血管収縮が高血圧の主因です。α遮断薬が基本で、血圧が十分に下がらない場合にはカルシウム拮抗薬を併用します。

各選択肢の検討

a.正しい。α遮断薬はカテコールアミンによるα受容体刺激性の血管収縮を抑える基本薬です。β遮断薬を使う場合もα遮断を先行させます。

b.誤り。ループ利尿薬は体液量を減らす薬で、カテコールアミンによる血管収縮を直接抑えません。

c.正しい。カルシウム拮抗薬はα遮断薬に追加して血圧を下げる選択肢で、状況によって単独使用も検討されます。

d.誤り。スピロノラクトンはアルドステロン拮抗薬であり、褐色細胞腫のカテコールアミン過剰を抑える薬ではありません。

e.誤り。サイアザイド系利尿薬は本症の血圧管理の第一選択ではありません。

覚えるポイント

褐色細胞腫の高血圧にはα遮断薬を先行させ、必要に応じてカルシウム拮抗薬を併用します。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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