第108回医師国家試験 I13(2014年)
正答:b
問題
13 思春期から若年成人に好発するのはどれか。
a.顕微鏡的多発血管炎
b.高安動脈炎〈大動脈炎症候群〉
c.巨細胞性動脈炎〈側頭動脈炎〉
d.アレルギー性肉芽腫性血管炎〈Churg-Strauss症候群〉
e.Schönlein-Henoch紫斑病〈アナフィラクトイド紫斑病〉
正答の理由
高安動脈炎は若年女性に好発し、症状は40歳未満で現れることが多い大型血管炎です。巨細胞性動脈炎は通常50歳以上に発症するため、鑑別になります。
各選択肢の検討
a.誤り。顕微鏡的多発血管炎は主に中高年で発症する小型血管炎です。
b.正しい。高安動脈炎は若年女性に好発し、発症は40歳未満が多いとされています。
c.誤り。巨細胞性動脈炎は通常50歳以上で発症し、若年者にはほとんどみられません。
d.誤り。好酸球性多発血管炎性肉芽腫症は成人に発症し、喘息や好酸球増多を伴う血管炎です。
e.誤り。IgA血管炎は小児に多いものの、思春期から若年成人に好発する代表疾患は高安動脈炎です。
覚えるポイント
高安動脈炎は若年女性、巨細胞性動脈炎は50歳以上という発症年齢の違いが重要です。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。