Fallot四徴症の低酸素発作|第108回医師国家試験I8

第108回医師国家試験 I8(2014年)

正答:a

問題

8 Fallot四徴症の低酸素発作時の治療薬として適切なのはどれか。

a.モルヒネ

b.フロセミド

c.ニトログリセリン

d.イソプロテレノール

e.副腎皮質ステロイド

正答の理由

Fallot四徴症の低酸素発作では、鎮静・鎮痛で啼泣や交感神経刺激を抑え、右左短絡を軽減します。モルヒネはその目的で用いられる薬剤です。

各選択肢の検討

a.正しい。モルヒネは鎮静・鎮痛により過換気や交感神経刺激を抑え、低酸素発作の改善に用いられます。

b.誤り。フロセミドは利尿薬であり、低酸素発作の治療薬ではありません。

c.誤り。ニトログリセリンによる血管拡張は体血管抵抗を下げ、右左短絡を悪化させるおそれがあります。

d.誤り。イソプロテレノールはβ刺激薬で、心拍数増加や右室流出路狭窄の悪化を招き得ます。

e.誤り。副腎皮質ステロイドは低酸素発作に対する標準的治療ではありません。

覚えるポイント

Fallot四徴症の低酸素発作では、体血管抵抗を保ち、児を落ち着かせる対応と鎮静・鎮痛を行います。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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