急性好酸球性肺炎|第108回医師国家試験I6

第108回医師国家試験 I6(2014年)

正答:c

問題

6 急性好酸球性肺炎について正しいのはどれか。

a.喫煙と関連しない。

b.呼吸不全を伴わない。

c.副腎皮質ステロイドが奏効する。

d.アレルギー性疾患を背景に発症する。

e.気管支肺胞洗浄液で好酸球比率は正常である。

正答の理由

急性好酸球性肺炎は急性発症の低酸素血症を伴い、気管支肺胞洗浄液の好酸球増加が診断を支持します。副腎皮質ステロイドに速やかに反応するため、正しいのはcです。

各選択肢の検討

a.誤り。新規喫煙、喫煙再開や喫煙量の変化は発症の契機となり得ます。

b.誤り。急性好酸球性肺炎は低酸素血症や呼吸不全を呈し得ます。

c.正しい。副腎皮質ステロイドに通常速やかに反応し、臨床症状や肺陰影が改善します。

d.誤り。喘息などのアレルギー性疾患を背景とする慢性好酸球性肺炎とは異なり、急性型は既往のない人にも発症します。

e.誤り。診断基準では気管支肺胞洗浄液の好酸球比率が通常25%以上に上昇します。

覚えるポイント

急性好酸球性肺炎ではBAL液の好酸球増加とステロイドへの速やかな反応がみられます。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

第108回の一覧へ戻る

タイトルとURLをコピーしました