原発開放隅角緑内障の視野障害|第108回医師国家試験I3

第108回医師国家試験 I3(2014年)

正答:d

問題

3 左眼の視野(別冊No. 1 ①〜⑤)を別に示す。

原発開放隅角緑内障でみられるのはどれか。

a.①

b.②

c.③

d.④

e.⑤

左眼視野検査の5つの図。④は弓状暗点を示す。
別冊No.1(I問題3) / 出典:厚生労働省・第108回I別冊(原本の該当ページ)

正答の理由

原発開放隅角緑内障では網膜神経線維束の障害に対応する鼻側階段や弓状暗点が生じ、水平経線を越えにくい視野欠損を示します。別冊の④は弓状の暗点を示すため該当します。

各選択肢の検討

a.誤り。①は耳側の半視野に及ぶ欠損で、典型的な神経線維束に沿う弓状暗点ではありません。

b.誤り。②は中心部を取り囲む広い輪状の暗点で、緑内障に特徴的な初期の弓状欠損とは異なります。

c.誤り。③は中心部の暗点で、緑内障の代表的な弓状暗点ではありません。

d.正しい。④は弓状暗点を示し、原発開放隅角緑内障にみられる神経線維束に沿った視野欠損に合致します。

e.誤り。⑤は水平経線に沿う耳側の半視野欠損で、典型的な緑内障性視野障害ではありません。

覚えるポイント

原発開放隅角緑内障では、水平経線を越えにくい鼻側階段や弓状暗点が代表的です。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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