第108回医師国家試験 I1(2014年)
正答:d
問題
1 産褥熱の感染巣として最も多い部位はどれか。
a.外陰
b.腟
c.子宮頸管
d.子宮内膜
e.卵管
正答の理由
産褥期の発熱では子宮内膜炎が代表的な感染症であり、感染巣として最も多いのは子宮内膜です。腟や子宮頸管から上行した細菌が子宮内膜に感染します。
各選択肢の検討
a.誤り。外陰の創感染は産褥期感染の候補ですが、最も多い感染巣ではありません。
b.誤り。腟は上行感染の経路となり得ますが、代表的な感染巣は子宮内膜です。
c.誤り。子宮頸管は下部生殖路の一部ですが、産褥熱の最も多い感染巣ではありません。
d.正しい。産褥子宮内膜炎は産褥期発熱の主要な原因で、子宮内膜が感染巣となります。
e.誤り。卵管炎は産褥期の主要な感染巣ではありません。
覚えるポイント
産褥期発熱の代表的な感染症は子宮内膜炎で、感染巣は子宮内膜です。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第108回医師国家試験問題および正答
- Postpartum Endometritis – Gynecology and Obstetrics – MSD Manual Professional Edition
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。