第108回医師国家試験 H5(2014年)
正答:b
問題
3歳児で発達の遅れとされるのはどれか。
a.三角が書けない。
b.二語文が話せない。
c.スキップができない。
d.おもちゃが片付けられない。
e.服のボタンがかけられない。
正答の理由
3歳児で二語文が話せない場合は、言語発達の遅れとして評価が必要です。2~3歳には二語以上をつなげた発話がみられるため、聴覚や発達全体も確認します。
各選択肢の検討
a.誤り。三角形の模写は3歳児に一律に求める標準的な到達項目ではなく、より後の年齢で可能になる課題です。
b.正しい。3歳で二語文が出ないのは言語発達の遅れを疑い、聴覚や発達全体を評価する契機になります。
c.誤り。スキップはより高い運動協調性を要し、3歳でできなくても発達遅滞とは判定しません。
d.誤り。おもちゃを片付ける行動は指示理解や環境に左右され、3歳の発達遅滞判定項目ではありません。
e.誤り。服のボタンをかける動作は微細運動や衣服による差があり、3歳でできなくても単独では遅れとしません。
覚えるポイント
3歳児で二語文が出ない場合は、言語発達を評価し、必要に応じて早期支援につなげます。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第108回医師国家試験問題および正答
- Speech as a Landmark in Development
- Speech and Language Developmental Milestones
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。