転移性リンパ節腫脹の所見|第108回医師国家試験H4

第108回医師国家試験 H4(2014年)

正答:b

問題

がんの転移によるリンパ節腫脹の特徴はどれか。

a.軟らかい。

b.圧痛がない。

c.可動性がある。

d.皮膚に熱感がある。

e.相互の癒合がない。

正答の理由

転移性リンパ節は、原発巣からの腫瘍細胞がリンパ節に浸潤するため、硬く、周囲に固定され、圧痛を欠くことが多いです。設問の特徴として最も適切なのは圧痛がないことです。

各選択肢の検討

a.誤り。転移性リンパ節は一般に硬く、軟らかいという所見は典型的ではありません。

b.正しい。転移性リンパ節は炎症性リンパ節と異なり、圧痛を伴わないことが多いです。

c.誤り。周囲組織へ浸潤すると固定性が増し、可動性は低下します。

d.誤り。皮膚の熱感は炎症を示唆する所見で、転移性リンパ節の典型所見ではありません。

e.誤り。転移が進行したリンパ節は互いに癒合・固定することがあります。

覚えるポイント

硬く固定した無痛性リンパ節は転移を疑う所見ですが、診断には原発巣評価と病理検査が必要です。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

第108回の一覧へ戻る

タイトルとURLをコピーしました