第108回医師国家試験 G40(2014年)
正答:b
問題
全身倦怠感、発熱および咳嗽を主訴に来院した成人男性の胸部の写真(別冊No.4A)と口腔内の写真(別冊No.4B)とを別に示す。
この疾患での症状の出現順で正しいのはどれか。
a.カタル症状→全身の発疹→口腔粘膜疹
b.カタル症状→口腔粘膜疹→全身の発疹
c.全身の発疹→カタル症状→口腔粘膜疹
d.全身の発疹→口腔粘膜疹→カタル症状
e.口腔粘膜疹→全身の発疹→カタル症状
f.口腔粘膜疹→カタル症状→全身の発疹


正答の理由
正答はbです。写真の所見は麻疹に合致し、典型的には発熱や咳、鼻汁、結膜炎などのカタル症状が先行し、口腔内のKoplik斑が出現した後、全身の発疹が現れます。
各選択肢の検討
a.誤り。全身の発疹は口腔粘膜疹より後です。
b.正しい。カタル期、Koplik斑、全身発疹の順です。
c.誤り。発疹がカタル症状に先行する経過ではありません。
d.誤り。カタル症状が発疹より後になる順序ではありません。
e.誤り。口腔粘膜疹が最初ではありません。
f.誤り。口腔粘膜疹は通常カタル症状の後に出現します。
覚えるポイント
麻疹はカタル症状、Koplik斑、全身発疹の順に進行する。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。