第108回医師国家試験 G37(2014年)
正答:b・d
問題
Courvoisier徴候を示すのはどれか。2つ選べ。
a.胆囊癌
b.膵頭部癌
c.肝内胆管癌
d.下部胆管癌
e.肝門部胆管癌
正答の理由
正答はb、dです。胆囊管合流部より末梢の胆道閉塞では胆囊が拡張し、無痛性に触知されることがあります。膵頭部癌と下部胆管癌が該当します。胆囊癌、肝内胆管癌、肝門部胆管癌は通常この閉塞部位を説明しません。徴候は閉塞部位を示唆する所見で、癌の確定診断そのものではありません。
各選択肢の検討
a.誤り。胆囊自体の癌は、典型的な胆囊管より末梢の閉塞病変とは異なります。
b.正しい。膵頭部癌は遠位胆管を閉塞し得ます。
c.誤り。肝内胆管癌は胆囊管合流部より肝側にあります。
d.正しい。下部胆管癌は胆囊管合流部より末梢の閉塞を来し得ます。
e.誤り。肝門部胆管癌は胆囊管合流部より肝側の閉塞です。
覚えるポイント
胆囊管合流部より末梢の閉塞が胆囊拡張を来す。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。