第108回医師国家試験 G33(2014年)
正答:a・b
問題
33 二次性徴について正しいのはどれか。 2 つ選べ。
a.女子では初経が最後の徴候である。
b.女子では乳房腫大が最初の徴候である。
c.陰茎の発育は思春期後期の徴候である。
d.男子では声変わりが初期の徴候である。
e.発現は骨年齢より暦年齢によく相関する。
正答の理由
正答はa、bです。女子では通常、乳房発育(thelarche)が思春期の最初の身体徴候で、初経はその後に起こる最後の徴候です。思春期の進行速度には個人差があり、骨年齢は成熟度の評価に用いられます。
各選択肢の検討
a.正しい。女子の二次性徴の順序では、初経は通常、乳房発育などに続く最後の徴候です。
b.正しい。女子では乳房腫大が通常の思春期開始の最初の身体徴候です。
c.誤り。男子ではまず精巣が増大し、その後に陰茎の発育が進みます。陰茎発育は思春期後期だけに限られません。
d.誤り。男子の思春期開始は精巣増大で、声変わりはその後に進行する徴候です。
e.誤り。思春期の成熟度や進行は暦年齢だけでなく骨年齢との関連が強く、暦年齢の方がよく相関するとはいえません。
覚えるポイント
女子は乳房発育から思春期が始まり、初経は通常最後の徴候として現れる。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第108回医師国家試験問題および正答
- MedlinePlus – Puberty
- Traditional and New Methods of Bone Age Assessment—An Overview
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。