卵管・卵巣の構造と機能|第108回医師国家試験G32

第108回医師国家試験 G32(2014年)

正答:a・b

問題

32 子宮付属器について正しいのはどれか。 2 つ選べ。

a.卵管膨大部で受精する。

b.卵管には蠕動運動がみられる。

c.黄体は排卵前から形成される。

d.卵巣は円靱帯で子宮とつながる。

e.原始卵胞は卵巣の髄質層にみられる。

正答の理由

正答はa、bです。受精は通常、卵管膨大部で起こります。卵管の平滑筋は収縮し、線毛運動とともに卵子・受精卵の移動に関与します。

各選択肢の検討

a.正しい。受精は排卵後の卵子が取り込まれた卵管膨大部で起こるのが一般的です。

b.正しい。卵管壁には縦走・輪走する平滑筋があり、蠕動性収縮が卵子や受精卵の輸送に関与します。

c.誤り。黄体は排卵後、排卵した卵胞の顆粒膜細胞・莢膜細胞が黄体化して形成されます。

d.誤り。卵巣は固有卵巣索(卵巣固有靱帯)で子宮とつながります。円靱帯は子宮角から鼠径管を通って外陰部方向へ走ります。

e.誤り。原始卵胞は卵巣皮質に存在し、髄質ではありません。

覚えるポイント

受精部位は卵管膨大部。卵管の平滑筋収縮と線毛運動が卵子・受精卵の輸送に関与する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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