嚥下訓練に必要な医師の指示|第108回医師国家試験G20

第108回医師国家試験 G20(2014年)

正答:c

問題

20 在宅人工呼吸器管理中の筋萎縮性側索硬化症〈ALS〉患者の在宅支援チームによる活動のなかで、医師の指示が必要なのはどれか。

a.看護師による清拭

b.歯科医師による口腔内処置

c.言語聴覚士による嚥下訓練

d.介護福祉士による体位変換

e.介護支援専門員によるケアプラン作成

正答の理由

正答はcです。言語聴覚士法第42条は、言語聴覚士が診療の補助として嚥下訓練を行う場合、医師または歯科医師の指示の下で行うと定めています。選択肢のうち、この指示要件が法文に明記されるのは嚥下訓練です。

各選択肢の検討

a.誤り。看護師は療養上の世話として清拭を行うことができ、設問の嚥下訓練のような職種法上の個別の医師指示要件を問う選択肢ではありません。

b.誤り。歯科医師が歯科医業として診断・処置を行うもので、医師の指示を必要とする活動ではありません。

c.正しい。言語聴覚士法第42条により、言語聴覚士は医師または歯科医師の指示の下に嚥下訓練を行います。

d.誤り。介護福祉士による体位変換は介護の基本的な生活援助であり、医師の指示を要する医療行為として扱われません。

e.誤り。介護支援専門員は本人・家族の意向やサービス担当者の情報を踏まえてケアプランを作成し、医師の指示の下に行う医療行為ではありません。

覚えるポイント

言語聴覚士による嚥下訓練は、法律上、医師または歯科医師の指示の下で行う。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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