第108回医師国家試験 F7(2014年)
正答:a
問題
関節痛を伴いやすいのはどれか。
a.尋常性乾癬
b.尋常性痤瘡
c.尋常性白斑
d.尋常性魚鱗癬
e.尋常性天疱瘡
正答の理由
尋常性乾癬では乾癬性関節炎を合併することがあり、関節痛・腫脹・朝のこわばりなどを生じる。他の選択肢は関節炎を代表的に合併する皮膚疾患ではない。
各選択肢の検討
a.正しい。乾癬性関節炎は乾癬に関連する炎症性関節疾患で、皮膚症状より前に関節症状が出る場合もある。
b.誤り。尋常性痤瘡は毛包脂腺系の炎症性皮膚疾患で、関節炎を伴いやすい疾患ではない。
c.誤り。尋常性白斑は色素脱失を主体とする疾患であり、関節炎との典型的な関連はない。
d.誤り。尋常性魚鱗癬は角化異常による皮膚疾患で、関節炎を伴いやすくない。
e.誤り。尋常性天疱瘡は自己抗体による水疱性疾患であり、関節炎を代表的合併症としない。
覚えるポイント
乾癬患者に関節痛や朝のこわばりがあれば、乾癬性関節炎を評価する。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第108回医師国家試験問題および正答
- 第108回医師国家試験 F問題
- 第108回医師国家試験 正答値表
- Psoriatic Arthritis Symptoms, Causes, & Risk Factors | NIAMS
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。