第108回医師国家試験 E22(2014年)
正答:e
問題
22 疾患とその腹痛を軽快させる因子の組合せで正しいのはどれか。
a.胆石症 ― 脂肪摂取
b.慢性膵炎 ― 飲酒
c.十二指腸潰瘍 ― 絶食
d.汎発性腹膜炎 ― 体動
e.過敏性腸症候群 ― 排便
正答の理由
過敏性腸症候群では腹痛が排便と関連し、排便後に軽快することがある。
各選択肢の検討
a.誤り。脂肪摂取は胆嚢収縮を促して胆石発作を誘発・増悪させることがあり、一般に軽快因子ではありません。
b.誤り。飲酒は慢性膵炎の原因・増悪因子となり得るため、痛みを軽快させる因子ではありません。
c.誤り。十二指腸潰瘍痛は食事で一時的に軽快することがあり、絶食が典型的な軽快因子とはいえません。
d.誤り。汎発性腹膜炎では体動や振動で腹膜刺激症状が増悪しやすく、安静が望まれます。
e.正しい。過敏性腸症候群では腹痛が排便と関連し、排便によって軽快することがあります。
覚えるポイント
過敏性腸症候群では腹痛が排便と関連し、排便後に軽快することがある。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。