アレルギー疾患と皮膚検査|第108回医師国家試験E13

第108回医師国家試験 E13(2014年)

正答:c

問題

疾患と検査の組合せで正しいのはどれか。

a.Behçet病 ― 皮膚描記法

b.アナフィラキシー ― 皮内テスト

c.アレルギー性鼻炎 ― プリックテスト

d.若年性特発性関節炎〈JIA〉― パッチテスト

e.全身性エリテマトーデス〈SLE〉― 針反応

正答の理由

アレルギー性鼻炎では、原因アレルゲンの同定にプリックテストや特異的IgE検査を用います。皮内テストは感度が高い一方で全身反応を誘発する危険があり、アナフィラキシーの診断そのものに用いる検査ではありません。

各選択肢の検討

a.誤り。Behçet病で知られるのは針反応(pathergy)で、皮膚描記法ではありません。

b.誤り。アナフィラキシーは急性の臨床症状から診断し、皮内テストで診断するものではありません。皮内テスト自体が全身反応を誘発する危険もあります。

c.正しい。アレルギー性鼻炎の原因アレルゲン検索にプリックテストを用いることができます。

d.誤り。パッチテストは接触皮膚炎など遅延型アレルギーの原因検索に用いられ、若年性特発性関節炎の検査ではありません。

e.誤り。針反応はBehçet病の診断を補助する皮膚反応であり、SLEの検査ではありません。

覚えるポイント

即時型アレルギーの原因検索にはプリックテスト、遅延型接触アレルギーにはパッチテストを用いる。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

第108回の一覧へ戻る

タイトルとURLをコピーしました