成人の栄養状態評価|第108回医師国家試験E10

第108回医師国家試験 E10(2014年)

正答:b

問題

成人の栄養状態の評価において有用性が低いのはどれか。

a.腹囲

b.血小板数

c.血清アルブミン値

d.BMI〈Body Mass Index〉

e.血清総コレステロール値

正答の理由

血小板数は血液凝固や骨髄機能、炎症などをみる検査で、栄養状態を直接評価する指標としては有用性が低いです。腹囲やBMIは体格・脂肪蓄積、血清アルブミンや総コレステロールは栄養評価の一部として使われますが、炎症や肝疾患などの影響も受けるため単独で判断しません。

各選択肢の検討

a.誤り。腹囲は内臓脂肪蓄積の目安となり、栄養・体格評価に役立ちます。

b.正しい。血小板数は造血・凝固などを反映し、栄養状態の評価指標としては有用性が低いです。

c.誤り。血清アルブミンは炎症や肝・腎疾患にも左右されますが、栄養リスク評価の一部として用いられます。

d.誤り。BMIは身長と体重から算出する体格指標で、低栄養や過栄養のスクリーニングに有用です。

e.誤り。血清総コレステロールは脂質代謝や摂取状態を反映し、栄養評価の一部に利用されますが、単独評価には限界があります。

覚えるポイント

栄養状態は身体計測・摂取量・臨床所見を組み合わせて評価し、血小板数を直接指標にしない。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

第108回の一覧へ戻る

タイトルとURLをコピーしました