手足口病の原因ウイルス|第108回医師国家試験D34

第108回医師国家試験 D34(2014年)

正答:c

問題

34 2 歳の男児。早朝から発熱を認め、四肢に皮疹が出現したため母親に連れられて来院した。口腔内に疼痛はあるが、全身状態は良好である。来院時の手の写真(別冊 No. 17)を別に示す。

原因ウイルスはどれか。

a.ライノウイルス

b.アデノウイルス

c.コクサッキーウイルス

d.ヒトパピローマウイルス

e.パラインフルエンザウイルス

手の写真(別冊No.17)。
別冊No.17 / 出典:厚生労働省・第108回D別冊(原本の該当ページ)

正答の理由

発熱、口腔内疼痛、四肢と手掌の小水疱性皮疹は手足口病に合います。代表的な原因ウイルスはコクサッキーウイルスです。

各選択肢の検討

a.ライノウイルス:誤り。主に感冒の原因で、手足口病の典型的な発疹を説明しません。

b.アデノウイルス:誤り。咽頭結膜熱などを起こしますが、手掌小水疱と口腔内病変の組合せに典型的ではありません。

c.コクサッキーウイルス:正しい。エンテロウイルス属のコクサッキーウイルスA16などが手足口病の原因になります。

d.ヒトパピローマウイルス:誤り。疣贅などの原因で、急性発熱性の口腔・手足病変ではありません。

e.パラインフルエンザウイルス:誤り。クループなど呼吸器感染症の原因で、手足口病の原因ではありません。

覚えるポイント

口腔内病変と手足の水疱性皮疹を伴う手足口病はエンテロウイルス感染である。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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