頸部リンパ節転移を伴う中咽頭癌|第108回医師国家試験D22

第108回医師国家試験 D22(2014年)

正答:d

問題

22 49 歳の男性。右頸部腫瘤を主訴に来院した。 7 か月前から右頸部腫瘤を自覚していたがそのままにしていた。 1 か月前から咽喉頭異常感も出現したため受診した。頸部造影 CT(別冊 No. 6A、B)を別に示す。

最も考えられるのはどれか。

a.喉頭癌

b.上顎癌

c.耳下腺癌

d.中咽頭癌

e.甲状腺癌

頸部造影CT(別冊No.6A、B)。
別冊No.6 / 出典:厚生労働省・第108回D別冊(原本の該当ページ)

正答の理由

頸部造影CTでは右頸部の腫大したリンパ節と中咽頭の腫瘤が見られ、咽喉頭異常感もあります。中咽頭癌と頸部リンパ節転移が最も疑われます。

各選択肢の検討

a.喉頭癌:誤り。頸部リンパ節転移はあり得ますが、提示CTで示される原発部位は喉頭ではありません。

b.上顎癌:誤り。上顎洞・鼻腔の原発所見がなく、画像の原発部位と一致しません。

c.耳下腺癌:誤り。耳下腺内の原発腫瘤ではなく、中咽頭病変が描出されています。

d.中咽頭癌:正しい。中咽頭原発病変と同側頸部リンパ節転移の組合せに合致します。

e.甲状腺癌:誤り。甲状腺原発腫瘤は示されず、CT上の原発位置は甲状腺ではありません。

覚えるポイント

原発巣の位置と頸部リンパ節転移を造影CTで対応づける。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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