網膜芽細胞腫の年齢・画像所見|第108回医師国家試験D2

第108回医師国家試験 D2(2014年)

正答:d

問題

網膜芽細胞腫について正しいのはどれか。

a.男児に多い。

b.良性腫瘍である。

c.学童期にみられる。

d.石灰化がみられる。

e.結膜充血がみられる。

正答の理由

網膜芽細胞腫は幼児期に発症する網膜の悪性腫瘍で、腫瘍内石灰化は特徴的な画像所見である。性別の明確な偏りや結膜充血を基本所見とする疾患ではない。

各選択肢の検討

a.誤り。男女差は大きくなく、男児に特に多い腫瘍とはいえません。

b.誤り。網膜芽細胞腫は眼内に生じる悪性腫瘍で、進展すれば眼外・遠隔転移を来し得ます。

c.誤り。多くは乳幼児期に診断され、学童期発症が典型ではありません。

d.正しい。腫瘍内石灰化は高頻度に認められ、超音波検査で強い反射と音響陰影を示すことがあります。

e.誤り。結膜充血は本症の代表的所見ではなく、白色瞳孔(白色反射)や斜視などが受診契機になります。

覚えるポイント

網膜芽細胞腫は幼児期の悪性腫瘍で、眼内腫瘤と石灰化が診断の手掛かりとなる。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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