第108回医師国家試験 C17(2014年)
正答:b
問題
17 36 歳の女性。転倒し右膝部挫創を生じたため救急外来を受診した。創部洗浄など
の処置が行われ、抗菌薬と鎮痛薬とが処方された。医師と看護師による説明の後、
処方薬を手渡す窓口で患者が薬剤師に質問をした。
患者の質問で薬剤師が医師に確認すべきなのはどれか。
a.「副作用はありますか」
b.「傷は何日で治りますか」
c.「薬の名前を教えてください」
d.「お茶で飲んでも良いですか」
e.「薬は冷蔵庫で保管するのですか」
正答の理由
副作用、薬剤名、飲み方、保管方法は薬剤情報に基づいて薬剤師が説明できます。一方、創が何日で治るかという治癒見込みは創傷の深さや感染などの診察所見に基づく医学的判断なので、処方薬を渡す窓口での質問として医師に確認します。
各選択肢の検討
a.副作用の種類や注意点は薬剤情報に基づき薬剤師が説明し、必要なら医師へ確認できます。
b.正しい。創傷の治癒日数は創の状態と診察に基づく医学的見通しであり、医師への確認が必要です。
c.調剤された薬剤名は薬剤師が処方内容と薬袋を確認して説明できます。
d.薬と飲料の相互作用・服用方法は添付文書や薬剤情報を確認して薬剤師が回答できます。
e.保管条件は薬剤ごとの表示・添付文書で確認し、薬剤師が説明できます。
覚えるポイント
薬剤情報は薬剤師が説明し、創傷治癒の見通しは医師に確認する。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第108回医師国家試験問題および正答
- 厚生労働省「第108回医師国家試験 C問題」
- 厚生労働省「第108回医師国家試験 正答値表」
- Q9 医師から処方されたくすり(医療用医薬品)を使用する場合、どんなことに注意したらよいですか? | PMDA
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。