第108回医師国家試験 C4(2014年)
正答:e
問題
過敏性腸症候群でみられるのはどれか。
a.嘔吐
b.下血
c.脱水
d.発熱
e.便秘
正答の理由
過敏性腸症候群では腹痛と便通異常がみられ、便秘型もある。下血、発熱、脱水や反復する嘔吐は典型的な症状ではなく、あれば器質的疾患などを評価する。
各選択肢の検討
a.誤り。嘔吐は過敏性腸症候群の中心的な便通異常ではありません。
b.誤り。下血は過敏性腸症候群の診断所見ではなく、消化管出血などを調べる必要があります。
c.誤り。脱水は下痢が重度であれば二次的に起こり得ますが、過敏性腸症候群に特有の所見ではありません。
d.誤り。発熱は過敏性腸症候群の典型所見ではなく、感染症や炎症性疾患を考える所見です。
e.正しい。過敏性腸症候群には便秘型があり、便秘はみられます。
覚えるポイント
過敏性腸症候群では腹痛と便通異常がみられ、便秘型もある。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。