経口気管挿管に適した頭位|第108回医師国家試験B28

第108回医師国家試験 B28(2014年)

正答:d

問題

成人男性の仰臥位の写真(別冊No.4 ①〜⑤)を別に示す。

全身麻酔導入時に、喉頭鏡を用いて直視下に声帯を確認し、経口気管挿管を行うのに最も適した体位はどれか。

a.①

b.②

c.③

d.④

e.⑤別冊No. 4 ①〜⑤

成人男性の仰臥位での頭頸部位置①〜⑤。
別冊No.4 / 出典:厚生労働省・第108回B別冊(原本の該当ページ)

正答の理由

別冊No.4の④は頸部付近の枕で頭を支えながら頭部を後屈させ、直達喉頭鏡で声門を見やすくする頭位である。

各選択肢の検討

a.①は仰臥位で頭部を中間位に保ち、気道軸の整列が不十分である。

b.②は頭部・頸部の屈曲が不足し、喉頭展開に適した位置ではない。

c.③は頭部を枕で挙上するが頸部屈曲と頭部伸展の組合せが不十分である。

d.④は頭部を挙上して後屈させる姿勢で、直視下の喉頭展開に最も適するため正しい。

e.⑤は枕で後頭部を高くする一方、頭部の伸展が不足しており、④の姿勢に比べ声門を直視しにくい。

覚えるポイント

スニッフィング位は頸部屈曲と頭部伸展で喉頭展開を助ける。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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