第108回医師国家試験 B14(2014年)
正答:b
問題
我が国の精神保健福祉について正しいのはどれか。
a.自殺者数は男性よりも女性の方が多い。
b.精神疾患は医療法に基づく医療計画の5疾病に含まれる。
c.精神障害は障害者の雇用の促進等の法律の対象とならない。
d.精神科の人口当たり入院病床数は他のOECD諸国に比べて少ない。
e.精神疾患の自立支援医療費の支給は維持治療期になれば中止される。
正答の理由
我が国の精神保健福祉について正しいのはどれか。
各選択肢の検討
a.誤り。日本では自殺者数は男性が女性を上回ります。
b.正しい。精神疾患は医療計画に記載する5疾病の一つです。
c.誤り。精神障害者も障害者雇用促進法の対象に含まれます。
d.誤り。日本はOECD諸国の中でも精神科を含む入院病床が多い国として知られ、少ないという記述は逆です。
e.誤り。精神通院医療は、症状が軽快していても再発予防や状態維持のため治療継続が必要なら対象となります。
覚えるポイント
医療計画の疾病、障害者雇用、自立支援医療をそれぞれ制度の趣旨で判断する。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第108回医師国家試験問題および正答
- 日本精神科病院協会「精神科医療の現状」(厚生労働省検討会資料)
- 厚生労働省「障害者雇用義務の対象に精神障害者が加わりました」
- 厚生労働省「自立支援医療(精神通院医療)の概要」
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。