喫煙と飲酒に関連するがん|第108回医師国家試験B12

第108回医師国家試験 B12(2014年)

正答:c

問題

喫煙と飲酒の両方がリスクファクターとなるのはどれか。

a.胃癌

b.結腸癌

c.食道癌

d.皮膚癌

e.子宮体癌

正答の理由

公式正答はc(食道癌)。とくに食道扁平上皮癌では喫煙と飲酒がともに確立した強い危険因子である。ただし近年の疫学資料では胃癌・大腸癌にも両因子との関連が報告されており、これらを「飲酒は無関係」と断定しない。

各選択肢の検討

a.公式正答ではない。胃癌は喫煙と飲酒の両方との関連が報告されていますが、両者が主要危険因子として典型的に重なるのは食道癌です。

b.公式正答ではない。結腸癌にも喫煙・飲酒との関連が報告されており、無関係とはいえません。設問で最も典型的なのは食道癌です。

c.正しい。食道癌、とくに扁平上皮癌では喫煙と飲酒の双方が危険因子で、両者が重なるとリスクが増します。

d.誤り。皮膚癌の主要な危険因子は紫外線曝露などであり、喫煙・飲酒の組合せではありません。

e.誤り。子宮体癌には肥満やエストロゲン曝露などが関係し、喫煙・飲酒の組合せは代表的危険因子ではありません。

覚えるポイント

日本人の食道扁平上皮癌では喫煙と飲酒の両方を確認する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

第108回の一覧へ戻る

タイトルとURLをコピーしました