第108回医師国家試験 B4(2014年)
正答:b
問題
労働者災害補償保険について正しいのはどれか。
a.休業補償給付は含まれない。
b.通勤中の負傷は補償対象になる。
c.保険料は労働者が全額負担する。
d.医療費の自己負担割合は3割である。
e.業務上の疾病を認定するのは産業医である。
正答の理由
労災保険の保険給付は業務災害に加え通勤災害にも及ぶ。通常の経路・方法による通勤中の負傷は給付対象となるためbが正しい。
各選択肢の検討
a.誤り。労災保険には業務災害に対する休業補償給付が含まれます。
b.正しい。合理的な経路・方法による通勤中の負傷は通勤災害として給付対象です。
c.誤り。労災保険料は事業主が全額負担し、労働者負担ではありません。
d.誤り。労災保険の療養給付に健康保険のような通常3割の一部負担はありません(通勤災害では定額の一部負担金が生じる場合があります)。
e.誤り。業務上疾病の認定は行政機関が行い、産業医が認定するものではありません。
覚えるポイント
労災保険は業務災害だけでなく通勤災害も給付対象とする。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。