ネフローゼ症候群の原因疾患|第108回医師国家試験A17

第108回医師国家試験 A17(2014年)

正答:a・d

問題

ネフローゼ症候群をきたしやすいのはどれか。2つ選べ。

a.アミロイド腎症

b.腎硬化症

c.多発性囊胞腎

d.膜性腎症

e.慢性腎盂腎炎

正答の理由

アミロイド腎症では糸球体へのアミロイド沈着により高度蛋白尿を生じ、膜性腎症も成人の代表的なネフローゼ症候群の原因です。

各選択肢の検討

a.正しい。腎アミロイドーシスは糸球体病変による蛋白尿をきたし、進行するとネフローゼ症候群を呈します。

b.誤り。腎硬化症では高血圧性の腎障害や蛋白尿を生じますが、ネフローゼ症候群の代表的原因ではありません。

c.誤り。多発性囊胞腎の主病態は腎囊胞と腎機能低下であり、ネフローゼ症候群は典型的ではありません。

d.正しい。膜性腎症は成人の主要なネフローゼ症候群の原因疾患の一つです。

e.誤り。慢性腎盂腎炎は尿細管間質性の瘢痕化をきたす疾患で、ネフローゼ症候群の典型的原因ではありません。

覚えるポイント

ネフローゼ症候群の原因として、膜性腎症と腎アミロイドーシスを押さえる。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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