第107回医師国家試験 E6(2013年)
正答:d
問題
国勢調査について誤っているのはどれか。
a.全数調査である。
b.自記式で行われる。
c.外国人も対象となる。
d.人口動態調査である。
e.5年に1度実施される。
正答の理由
国勢調査は、日本に住むすべての人と世帯を対象に5年ごとに行う全数調査で、ある時点の人口・世帯の状態をとらえる人口静態統計です。出生・死亡・婚姻などの届出をもとに人口の変動を集計する人口動態調査(厚生労働省)とは別の調査です。
各選択肢の検討
a.全数調査である。誤り(正しい記述)。統計法で全数調査によることが定められています(統計法第5条第1項)。
b.自記式で行われる。誤り(正しい記述)。世帯が調査票に自ら記入する(またはインターネットで回答する)自計式(自記式)の調査で、調査員は配布・回収を担います。
c.外国人も対象となる。誤り(正しい記述)。対象は「日本に住んでいるすべての人」で、国籍を問わず外国人も含まれ、調査事項に国籍もあります。
d.人口動態調査である。正しい(誤っている記述)。国勢調査は一定時点ですべての人口・世帯を調べる人口静態の調査です。人口動態調査は、戸籍法などにより届け出られた出生・死亡・婚姻・離婚・死産の全数を対象とする厚生労働省の別の統計です。
e.5年に1度実施される。誤り(正しい記述)。統計法により5年ごとに実施されます。
覚えるポイント
国勢調査=5年ごと・全数・外国人を含む人口静態調査。人口動態調査は届出に基づく別の統計。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。