ナルコレプシーの症状|第106回医師国家試験I38

第106回医師国家試験 I38(2012年)

正答:a・d

問題

ナルコレプシーの患者の訴えと考えられるのはどれか。2つ選べ。

a.「会議中に突然眠ってしまいます」

b.「足がむずむずしてよく眠れません」

c.「毎日明け方になるまで眠れません」

d.「寝入りばなに誰かに呼ばれる気がします」

e.「毎晩、眠れないのではないかと不安になります」

正答の理由

日中の耐え難い眠気と睡眠発作はナルコレプシーの中核症状です。入眠時幻覚もREM睡眠関連症状としてみられます。

各選択肢の検討

a.「会議中に突然眠ってしまいます」。正しい。日中の過度の眠気や睡眠発作に合う訴えです。

b.「足がむずむずしてよく眠れません」。むずむず脚症候群に典型的な訴えで、ナルコレプシーを示すものではありません。

c.「毎日明け方になるまで眠れません」。睡眠相後退など概日リズム睡眠・覚醒障害を示唆し、ナルコレプシーの特徴ではありません。

d.「寝入りばなに誰かに呼ばれる気がします」。正しい。入眠時幻覚として説明でき、ナルコレプシーでみられることがあります。

e.「毎晩、眠れないのではないかと不安になります」。不眠への予期不安を示す訴えで、ナルコレプシーの特徴ではありません。

覚えるポイント

睡眠発作と入眠時幻覚・睡眠麻痺・情動脱力発作はナルコレプシーの手掛かり。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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