じん肺法上の合併症|第106回医師国家試験I33

第106回医師国家試験 I33(2012年)

正答:d・e

問題

法令でじん肺の合併症として認められている業務上疾病はどれか。2つ選べ。

a.肺気腫

b.過敏性肺炎

c.気管支喘息

d.原発性肺癌

e.結核性胸膜炎

正答の理由

じん肺法施行規則は、管理区分2または3のじん肺に合併した疾病の範囲に原発性肺がんと結核性胸膜炎を含めます。設問は法令上の列挙を問うため、肺気腫など一般にじん肺に関連しうる病態と区別します。

各選択肢の検討

a.肺気腫。じん肺に伴ってみられうる肺病変ですが、法令の合併症の列挙には含まれていません。

b.過敏性肺炎。吸入抗原による免疫反応性肺疾患で、じん肺法施行規則に列挙された合併症ではありません。

c.気管支喘息。気道の可逆性炎症性疾患であり、法令上のじん肺合併症として列挙されていません。

d.原発性肺癌。正しい。じん肺法施行規則は原発性肺がんを合併症として掲げています。

e.結核性胸膜炎。正しい。結核性胸膜炎はじん肺法施行規則の列挙に含まれます。

覚えるポイント

法令上の列挙と、じん肺に関連して臨床的に起こりうる疾病の広い範囲を分けて覚える。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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