社会不安障害の症状|第106回医師国家試験I32

第106回医師国家試験 I32(2012年)

正答:b・e

問題

社会不安障害について正しいのはどれか。2つ選べ。

a.注察妄想に発展する。

b.発汗とふるえとを伴う。

c.パニック発作を認めない。

d.社会から疎外されていると考える。

e.他の人々から注視される状況を避ける。

正答の理由

社会不安障害では、他者から注視・否定的評価を受ける状況への恐怖や回避がみられ、発汗・ふるえなどの身体症状を伴うことがあります。

各選択肢の検討

a.注察妄想に発展する。他者から見られたり否定的に評価されたりすることへの強い不安であり、妄想を本態とする疾患ではありません。

b.発汗とふるえとを伴う。正しい。社会的状況で不安が誘発されると発汗や振戦などの自律神経症状を伴うことがあります。

c.パニック発作を認めない。社交状況に関連してパニック発作様の強い不安症状が起こることがあり、絶対に認めないとはいえません。

d.社会から疎外されていると考える。社会から疎外されているという妄想・確信が中核症状ではありません。

e.他の人々から注視される状況を避ける。正しい。他者に注視・評価される社会的状況を恐れ、回避するのが典型です。

覚えるポイント

社会不安障害は、注視・否定的評価への恐怖と社会的状況の回避が中心です。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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