合理化|第106回医師国家試験H26

第106回医師国家試験 H26(2012年)

正答:a

問題

53歳の女性。6か月前から糖尿病外来に毎月通院し、食事療法と運動療法とを行っている。HbA1cは先月7.0%(基準4.3〜5.8)で、今月7.2%であった。本人は「今月は来客が多く、忙しくて散歩もままならず、食事も付き合いで普段よりもたくさん食べる日が多かった」と話した。

この患者の心理的反応を説明する用語はどれか。

a.合理化

b.昇華

c.転移

d.逃避

e.抑圧

正答の理由

行動の理由を来客や多忙、付き合いに求めて自分に納得できる説明をしており、合理化に当たる。

各選択肢の検討

a.合理化。運動不足や過食を来客・多忙・付き合いのせいとしてもっともらしく説明している。

b.昇華。受け入れがたい衝動を社会的に価値のある活動へ置き換える反応である。

c.転移。過去の重要な人物への感情を別の相手へ向ける現象である。

d.逃避。治療や受診を避けているのではなく、運動不足や過食の理由をもっともらしく説明している。

e.抑圧。受け入れがたい考えや感情を無意識に意識から締め出すことである。

覚えるポイント

合理化は行動などをもっともらしい理由で説明して自分を納得させる防衛機制である。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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